いい歳からの家づくり

程よい田舎での暮らしと、拠点となる家づくりの記録を書いていこうと思います。

着手

この会場のモデルハウスは、どの会社も

2世帯向けやゆったり広々とした間取りで

話を聞いてみた、このメーカーのモデルハウスも

一階と二階のデザインコンセプトが違っていた。


どこにでもある

性能を誇示する模型や体験型の展示。


この時点での

私の漠然としたテーマは

「予算の許す限りのこだわりを形にする」

妻はと言うと

「とにかく、暖かくて、住み易い家」

だったので、妻のテーマから見てみようで

選んだメーカー。


付いたのは、若い男性のセールス。


土地の場所、大きさ、取得時期を

伝えると「ご予算は?」


妻が

「出来れば平屋を考えていますが、幾らぐらいで

建つかを先ず知りたい」


大抵のメーカーは、無料でプラン作成などしてくれない。ましてや図面なんて出てこない。


設計料とか着手金、仮契約とか、呼び方は様々ですが、安いところで、5万、10万、本契約前なら止めたしても戻って来ますとはいえの100万なんてトコもある。


当然、「お客様のプランを形にした図面から

導いた正確な予算が必要でしたら、簡単ですが…」


凄く気に入った訳でもないのに

最初から縛りがあるのは、常に止め時を考えながらの打ち合わせは…と思い、渋ると


セールス氏

「過去の平屋のお客様のプランを元に

近いものから、ざっくりですが金額を出してみましょう」となったので


妻が

「わかりました。それで出してみて下さい」


さて、幾らになると出るのか、

次回の打ち合わせを1週間後、

私達が伺うことで決まった。

検討

「新築にするのは、良いとして…」

土地の価格は、

以前、住む住まないに関わらず、

この辺りの建て替えや新築、リフォームの活発な

動きを見て、買っておいても損は無いと、

不動産会社に問い合わせたことがあったので、


あとは、幾らで、どのくらいの大きさの物が、

建つのかをハッキリさせてからだと。


それには、

見積もりをお願いする先を決めなければ。


以前、同居・リフォーム検討時に

貴重なご意見を頂戴した

建築設計事務所は、どうも妻が建築家と

合わないらしく外すことにしました。

(ごめんなさい。)

ネットで調べても今一つピンと来ないと

妻に言われ、夫婦揃って、マイホームセンターに

行くことに。


割と大きい展示場なので、

大手から中堅、建築設計事務所、

ローコストメーカーや地場の工務店まで

色々とある中から、外すメーカーとして


①せっかちで押しの強い○○○○と

②冬によく見かける○○○○。


①は、内情まで、よーく知っているので

前を通るのも嫌(汗)


②は、リフォームを扱う系列会社の

アフターの悪さを経験しているので、

ここも最初から無し。


それでも

まだまだあるので、

入り易く建物の感じが気に入ったところだけ

お邪魔することに。


これで5社に絞ることが出来、

見たのだけれど、どこも一長一短。

途中、

お客様は、お医者様と弁護士先生が多いと

言われた○○○○○○を止め(笑)


残りは4社。


その中で

youtuberに人気のメーカーの建物を

見学後、少し話をしてみることに。


これが、紆余曲折のはじまり…。

初発

結婚する時の妻との約束だった

「老後は、私の故郷で一緒に暮らして」

まぁ、老後って、どんなに早くても

60歳以降だから、時間に余裕があると思っていた。それが5年前。


漠然としたタイムスケジュールは、

自分の中で組んでいたけれど

「予期せぬ出来事」に備え

折に触れ

少しずつ、少しずつ、進めていっていた。


そして2年前、私の抱えていたことが

あっけなく…。


一区切りついた頃から

計画の一つ一つを

妻と再確認してみる。


最初は、妻の実家に同居するので

リフォームで進めていた。

ある日、思いたって

雑誌の広告に載ってる建物の雰囲気がいいという単純な理由で、建築家へ移住を考えたリフォームを相談。

建築家曰く

リフォームする実家の基礎が古いものであり、リフォームより解体、新築を考える方が良い。

じゃあ、建物は壊さないでこのままで。

別居がいいんじゃないかと

妻と妻の実家から言われる。

徒歩1分以内に土地がある、

そこに建てたらどうか。

そもそもリフォームで2500万までしか

みていなかった。

新築にしても建物だけであと500万は

かかる。土地はどうする。


と、こんな感じで一気に話が進み出しました。


長くなりすぎました、次回へ。